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塾での質問は迷惑?自分から質問できない生徒 

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うちの子は自分から先生に質問できないんです。

塾で先生に質問したいけど、迷惑でしょうか。

何がわからないの?何か質問があるの?と声をかけてください。

保護者様からの要望が多い質問対応についてです。

結論・・・塾の先生は教え好き!決して迷惑ではありません。ただし聞き方やタイミングによっては例外があります。

この記事では、塾での先生と生徒のやり取りを見ていて、学力向上のために必要だと思う質問の仕方について書いていきます

まず、成績が上位と思われる生徒、標準的な成績の生徒、勉強が苦手な生徒の3つのグループに分けて考えます。

目次

成績上位の生徒の質問について

成績上位の生徒はあまり質問しません。しかし、質問がある時は長時間になります

なぜ質問が少ないのか

中学受験では、準難関校に合格。私立中には進学せずに公立中から高校受験。開成、筑駒、日比谷高校に合格。

現役で東大の生徒の例です。

中学3年間塾に通っていましたが、質問の回数はとても少なく、私は2~3度ぐらいしか見たことはありませんでした。

成績が上がっていく生徒は、自分で調べる習慣・考える習慣があります。

質問する場合

質問してくる場合は、考え抜いてから質問するので、納得するまで引き下がりません。とにかく粘ります。

普段の勉強も、常に考えていることが想像できます。

塾は勉強を教えてもらうところというよりは、勉強場所の確保と合格のためのカリキュラムを遂行するために通っていた

ように見えました。

考え抜いてからの質問は、先生にとっても熱が入ります。聞いていても、とても興味深いものがあります。

その場で解決せず、次回に持ち越しなどもあります。

標準的な成績の生徒の質問について

わからないところをどう聞いていいかわからない・言語化できない。

漠然とわからない場合

なんとなくわからない、全体的にわからないけれど教えてほしい時があります。

この辺りがわからないんです。

的確にアドバイスできる先生の場合、ここからうまくヒントを出します。

先生とのやりとりを通じて、自分のわからなかった箇所が明確になっていきます

そして自分の頭で考えて、解決することにつながります。

聞かなくても簡単に調べることが出来る質問

質問しなくても、テキストの目立つところに書いてある場合があります。

先生とお話がしたくて、聞きにくる場合があります。

出来れば、ある程度自分で考えたり調べたりしてから質問した方がいいでしょう。

聞かなくても簡単に調べることが出来る質問を何度も何度もする生徒は、質問したいから質問しているように

見えます。つまり質問することが目的化しています

これが続くと、先生もうんざりすることがあります。

ただし、先生が忙しそうな時を避ければコミュニケーションのひとつになるので、積極的に質問してもいいですね。

勉強が苦手な生徒の場合

そもそも勉強が嫌いという場合が多いです。

勉強がしたくないけれど、無理にさせられているといったオーラでいっぱいです。

勉強以外では生き生きとしている

決して頭が悪いとかではなく、ただ勉強に関心がないようです。

宿題もやらない。授業中に他の事を考えたり、ただすわっていて時間が過ぎるのを待つだけに見えます。

そのような生徒が質問に来るのも、家の人に言われたので惰性で聞きます。

成績を上げるのに必要なのは、何も考えずに質問することではないはずです

そのような生徒の特長は。

何でも聞く

ここがわかりません

説明する。

わかりました。じゃあここはどうやればいいんですか?

また丁寧に説明する。

この後どうするのですか?

説明する

結局どうなるのですか?

結局、すべて教えてもらいます。そして満足そうに帰っていきます。

全く自分の頭で考えません。

では、どうしたらいいのか。

漠然に勉強を教えてもらう・・・というのは、もう何がわからないかわからない状態です。

ただ問題の解き方だけを教えてもらっても、効果が薄いです。

質問に行く前に、

  1. とりあえず問題を解く
  2. 全くわからない
  3. 問題文がわからないのか

言語化することが出来なくても、何とか説明できるようにする練習をしてください。

ご家庭でも、やさしく「問題に何が書いてあるの?どこまで分かってるの?先生にそれを伝えてみて」

などと声をかけてみるといいですね。

質問することのメリット

自分でひとりで学習していると、わからない問題に直面します。

その時にそのままにしておくか、解決するために調べたり質問するかで学力が向上するかどうか決まります。

アウトプットの良い機会

わからないところを説明するということは、意外と難しいものです。

  • なぜその問題を解けなかったのか
  • どういう視点、発想、作業、感覚があれば解けたのか
  • 類題については、理解できているのか

勉強が苦手な生徒にとって、質問することは学力向上において非常に重要な要素です。

ただし、どうしても説明が上手く出来ないので、先生のイライラ感を気にしてしまいがちです。

質問しやすい環境かどうかがとても大事になります。

いつも忙しそう、機嫌が悪そう、ふくれっ面、周りのスタッフも気づいてくれない。

そう思ったら、塾を変える。教室や校舎を変えるのも解決策になります。

まとめ

塾の先生は教え好きです。生徒と話をするのも大好きという人ばかりです。             決して迷惑ではありません。ただし聞き方やタイミングによっては例外があります。

質問すること自体を目的化しない。何から何まで人任せにしない。

このことに注意して、塾をうまく利用して学力を向上させてください。

高い授業料を支払っています。質問対応は学習塾にとっては使命のようなものです。

遠慮する必要はありません。

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