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校舎の力量を判断する掲示物の見方ー中学高校受験のための塾

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塾に入ろうと思った際には、どうしても塾や校舎選びは悩みますよね。インターネット等の広告やHPなどを見ても違いは分かりくく、どうしても口コミに頼ったりすることが多いと思います。

そこで、ヒントになるのが塾の入り口・受付・廊下・教室の掲示物です。

ちょっと見ただけでは良し悪しは分かりにくいですよね

このブログで掲示物から何が読み取れるか、何が隠されているかを書いてしまいます。

すでに塾に通っている方も是非参考にしてください。

目次

合格者の学校名・合格者数

教室に入ると『○○中学合格○○名』のような張り紙が目立つところに貼られています。

何店舗も展開している学習塾ですと、塾全体の合格者数が大きく掲示されています。

校舎の合格者数の見方

校舎に入ると合格者学校と名前・出身学校が貼り出されています。

例えば、

関東の中学受験塾の場合 

男子・・・筑波大付属駒場、開成、麻布、武蔵、駒場東邦、etc

女子・・・桜蔭、女子学院、雙葉、etc

の順番で並んでいることが多いです。

最近では、個人情報の観点からイニシャルのみを出す校舎もあります。

イニシャルのみですと、なかなか正確な校舎実績が判断できません。

ご存じの方が多いですが、延べ人数ですのであちらこちらに同じ生徒の名前があります。

名前を追っていきカウントしてみると、実際に難関校に合格したのは何人なのか想像がつきます

合格者があまり出ていない校舎の張り紙の見方

実績の出なかった校舎は、苦しい運営になります。

そのための苦肉の策として、あまり保護者に気づかれないような上手い掲示の仕方があります

具体的には、

過去3年間の実績!や何年かのトータルの合格者数が全面に出ます。

会社のポスターを大きく貼る(会社全体の合格者数が出ているもの)

校舎独自の合格者数の掲示がなかったり、小さく貼ってあったりします。

難関校合格者が多い校舎の場合

同じ塾でも、教室や校舎によって難関校に合格する生徒がたくさん出るところがあります。

その場合、母数を発表したり在籍人数を明らかにします。

もちろんそれがセールストークになります。

問い合わせ

実際によくあるお問い合わせです。

(お電話)受験生は何人在籍したのですか?

基本的にお電話ではお答えしません。

○○中学へは何人合格したのですか?

合格者が多い場合はその場でお伝えします。

講習生のみの生徒はいますか

微妙です。特別講習などの合格者を入れるかどうかは塾次第ですね。

合格した人は、季節講習に申し込んでいましたか。

皆が同じパターンで受講するとは限らないので、いろいろな答えが用意されています。

成績優秀者の掲示

マンスリーテストなど月例テストや模擬試験の結果など貼り出されています。

それを見ると、通塾している生徒のレベルが分かります。

そのような掲示がない場合。

  1. そもそも優秀者がいない。
  2. 貼る手間を惜しんでいる。
  3. 古い掲示物を貼ったまま忘れている。

成績が良い子がたくさんいることの証明なので、その教室の力量を測る参考になります。

成績アップの掲示ー中学生の場合

所狭しと成績がアップした張り紙があります

特に中学生の定期テストの点数です。

  • ○○中 1年 Aさん 英語 75点⤴90点
  • ○○中 2年 Bさん 数学 70点86点
  • ○○中 3年 Cさん 5教科 360点422点

成績を上げていることの証明になります。

注意すべき点は、いつのテストかです。実施日です。

”2年も前、半年も前の成績アップ表が貼ったまま”ということもあります。それもチェックする必要があります。

掲示物の良し悪し

とにかく隙間なく壁全体に貼っている塾について、どう思いますか?

掲示物が多すぎる

判断材料は多い方がいいとは思いますが、貼りすぎている塾や校舎を見かけることがあります。

あまりに多いと見たい部分を探すのが大変なので、何か意図があるのではないか、やっている感を出して

何か誤魔化そうとしているのではないか。

あまりにもポスターやチラシ、掲示物だらけ⇒勧誘に一番力を注いでいるということがわかります。

校舎や教室によって違う

是非、見学してみてください。同じ塾でも違いを感じます。

校舎・教室によっては、特に次のような掲示に力を入れています。

  • 季節感が出る飾りつけ(七夕・ハロウィーン・クリスマスなど)
  • 漢字テストなどのイベント
  • 自習のルールなど

特にイベント系は、楽しみにしている生徒が多いので教室スタッフも力が入ります。

宿題や課題の進捗度の表

学年別クラス別に表を作成して、シールを貼ったり表彰したりする校舎もあります。

生徒の課題の取り組みが一目瞭然です。

ちょっとした工夫次第で、やる気アップになります。

まとめ

塾の掲示物は、入塾のための判断材料になります。

塾のポスターなどは共通ですが、校舎に一歩踏み入れると校舎毎に違います。

校舎のカラーがあります。

  • 張り紙だらけの校舎
  • 張り紙が汚い校舎
  • 古い張り紙を貼っている校舎

上記はわかりやすい避けたい校舎の目安です。

注目点

難関校の合格者が少ない 過去3年間や会社全体の合格者数のみを掲示
忙しすぎて手が回らない 古い掲示のまま
やる気がない      剝がれたまま・必要な掲示物がない

人手不足や、教室長のマネジメントが上手くいっていない場合もあります。

空気感や雰囲気なども大事ですので、是非実際にお通いになる教室を実際見てみることをお勧めします。

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