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私立中受験でミスマッチの地獄!受験校選びは偏差値よりも子供の適性

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ミスマッチだったのでしょうか。是非、受験校を決める参考にしてください。

入学した学校でトラブルを抱えたりする例を聞くたびに、胸が痛みます。

親子関係が修復できないほどのダメージを受けてしまうこともあります。

楽しい学校生活のはずが・・・・希望の学校に入学して地獄を見る。こんなはずじゃなかった(涙)

そんなケースを塾の卒業生から聞くたびに暗澹たる思いに駆られます。

  • 不登校になった話。
  • 入学後、勉強しなくなり深海魚状態になった話。
  • 勉強がついていけなくって肩叩き(退学を促される)にあった話。
  • 学校が合わなくて高校受験をすることにした話。

「我が家だけは違う、関係ない話」と思っている保護者が多いと思いますが、

受験前は偏差値ランキングばかりに目が行ってしまいます。

入学後のことを考えれば、校風が家庭の教育方針や子供の性格に合っているかどうか、苦しくならならないかなど考えることが大切だと思います。

受験校選びの際にとても参考になるマトリックスを引用します。

校風には大きく4つに分けられます。

管理型・自由型・保守型・革新型です。

偏差値が上下しても校風というのは、なかなか変わらないものです。

校風マトリックスを最初に見た時に、わかりやすい。よくできていると思いました。カリュキュラム株式会社さんより引用

目次

管理型の学校

管理型の学校をざっくりと保守型、革新型に分けます。

管理型であり保守型

管理、知識に重きを置いている学校で、課題を与えられ、管理されることで伸びる子におすすめです。

男子校

軸の右に行けば行くほど管理型、下に行けば行くほど保守型になります。

女子校

共学校

大学付属校

管理型であり革新型

独自の体験型イベントが多いのが特徴です。

「本物」に触れたりと、価値観が変わるような経験をアピールしている学校が多いのが特徴です。

たとえば体験語学研修(巣鴨のイートン校サマースクールなど)を行っていたり、なかなか通常では申し込めないような海外の伝統校と提携していたりします。

男子校

軸の右に行けば行くほど管理型、上に行けば行くほど革新型になります。

女子校

共学校

大学付属校

自主性を育てる学校

自主性を重んじる学校をざっくりと革新型と保守型に分けます。

自主性重視であり保守型

自主性を重んじますが、勉強に関して面倒見が良いのが特徴です。

男子校

軸の左に行けば行くほど自主性重視、下に行けば行くほど知識型になります。

女子校

大学付属校

自主性重視であり革新型

中学の間は勉強の管理が強いですが高校になると生徒任せになり、大学受験のために予備校通い率が高くなります。

男子校

軸の左に行けば行くほど自主性重視、上に行けば行くほど革新型になります。

女子校

共学校

大学付属校

灘、筑駒

灘高と筑波大付属駒場高校などは別格なので、省きました。

関西は、学校でしっかり勉強させるところが多いと聞いています。

関東、特に東京は難関私立中に合格してホッとするのもつかの間で、次の大学受験の準備が水面下で始まっています。

学校の方針、通う生徒のご家庭の方針、教育に対する考え方などについても、受験前にリサーチしてください。

あまりにも違いすぎると、苦しい思いをします。

実際そんな例をたくさん耳にしてきました。

小学受験、中学受験、高校受験を目指す皆さん、そして保護者の皆さんは何を元に志望校を選びますか。偏差値を基準に選んでいませんでしょうか。
志望校は偏差値だけで選んでは絶対にいけません。
そして、学校説明会、見学会などを控えている皆さんは、その会で何を見てきますか。
何気なくただ楽しみに見に行ったのでは、説明会、見学会に行った甲斐がありません。
本書では、学校を選ぶときに重要なチェックポイントを具体的に42ほど紹介し、皆さんが理想の学校を選ぶことができるようにサポートします。
本書を読めば、学校のウェブサイト、パンフレット、学校説明会、見学会、体験会で見るべきポイントがわかります。

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小学受験・中学受験・高校受験 学校選びのチェックポイント42: 理想の学校に出会うために

チェックポイント一覧表

おわりに

合格を目指して一心不乱にサポートしていると、

どうしても偏差値にとらわれてしまいます。

チェレンジ校、熱望校、妥当校、おさえ、滑り止め校など。

これは受験産業が作った言葉です。

優劣をつけてしまうと、残念校に行くことになったら気持ちが萎えてしまうかもしれません。子どもも腐ってしまいます。

不登校になった話。
勉強がついていけなくって肩叩きにあった。
入学後、勉強しなくなり深海魚状態。
学校が嫌で高校を受験することにした。

そんな話を聞きます。
その中でも一番多い例が校風のミスマッチだと思います。
次に多いのは、志望校に対して期待値が高すぎたためギャップに苦しんでいる例です。

不思議なことに、小5生小6生の保護者にこのような話をしても、あまり響かないのです。

自分たちには関係のない話だと思ってしまっています。
自分の子どもは、大丈夫。というバイアスにかかっている人がほとんどです。
そのような目にあって初めてうろたえます。

受験校を決める前に、是非ご一読ください。

お役に立てると幸いです。


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