高額な塾代金を支払っているにもかかわらず、不満を抱える。でも言えない。
どうやって伝えたら?どう話せばクレーマーだと思われないのか。
悩んでいる方は、多いようです。
先生に言って、クレーマーだと思われたくない。子供のことを考えると強くは言えない。
保護者様要望やクレームを聞いたり対応した経験から、要望を通すコツを書いていきます。
成績が上がらない時
テストの点が悪い。成績が一向に上がらない。
成績が上がらないことに対する不満
言い方を変えましょう。
時々怒鳴り込む方もいらっしゃいます。すごく責めてくる方もいらっしゃいます。
具体的に話すことが大切です。
まず前提として、誰でも塾に入れれば自然と成績が上がるというのはありません。
成績が上がる必要条件として、お子様の現在の状態を共有出来ているかどうかです。
- 勉強習慣がない。
- 基礎学力がない。
- 勉強はしているものの嫌々やっている。
などです。
実際、集団塾の場合先生方が把握できていないこともあります。
成績について塾と家庭で共有する
その上で質問しつつ要望を出します。
- 成績を上げるために必要なことは何でしょうか。
- 塾での授業態度はどうでしょうか。
など、具体的な行動について話した後
塾で何が出来るのか、塾側が何をフォローするのかをはっきりさせます。
受講するつもりのないオプション講座を勧められた時
それぞれご家庭の経済状況は違います。
圧力がすごい。先生に嫌われたくない。周りが受講するからといった理由で子どもが受講する気持ちになっている。
いろいろありますが、そこの線引きは最初に決めておくべきです。
迷わないことです。
波風をたてない断り方
塾は辞めるつもりはない。しかし、授業料以外の講座を受講するのは経済的に厳しい。
とはっきり伝えることです。
ポイントは、塾を辞めるつもりがないことを強調することです。
経済的に厳しいと先生に言いたくないかもしれませんが、月額授業料だけでも十分高額です。
恥ずかしいことではありません。
授業内容がいい?悪いの判断基準
塾から帰宅したら、お子さんに聞いてみてください。
例)今日の算数は何をやったの?
クオリティの低い授業
お子様が全然思い出せない、うるさかった、面白かった。
など、授業内容を全く思い出せないのは授業内容が今ひとつの可能性が大きいです。
授業がうるさい
統率力のない騒がしい授業をする先生がいます。
授業内容に対する要望の仕方
こんな風に言ってみるのはどうでしょうか?
授業中クラス内が楽しそうにしているようですが、自宅に帰ってくると何も覚えていないようなのです。
楽しい授業もいいとは思いますが、授業内容を振り返ることが出来るようにしていただきたいです。
それでも改善されないようでしたら、退塾をほのめかしてもいいかもしれません。
宿題のチェック
塾に行ってるからと安心してはいけません。
宿題をチェックしていなかったりすることがあります。
本来、言語道断ですが、いろいろな先生がいます。それはストレートに申し出てください。
保護者連絡
わが子の塾での様子や理解度について、保護者面談以外で気になることがある時はどうすればよいのでしょうか。
あまり電話をするとしつこいと思われる。と遠慮する方がいらっしゃいます。
結論・・・気になることがあればメールでも何でも相談するべきです。
注意点・・・相手を責めないということです。教育者とはいえ不満をダイレクトにぶつけられると
辟易することもあります。
上手く要望を通すには、感情的にならないことです。
まとめ
塾に対して100%クレームと思われずに要求を通すコツ
- 要望が過剰要求ではなく、可能な要求であること。
- 抽象的(例えば成績を上げてください)ではなく具体的(こういうことをしてください)な要望となることである。
こうした具体的な要望が通らないようなら、退塾を検討している旨を加えて伝えましょう。
すぐに対処してくれる可能性が高いです。
塾講師=教育者=聖人君子=やること・提供サービスがあって当たり前と思ってしまっていますよね。
大事な我が子の受験勉強が取り返しのつかないことになってしまう。
通すべき要望は通し、適度にビビられる保護者となってほしいと思います。