1月中は調査報告書に反映されないこともあって欠席という人は多いと思います。
冬はインフルエンザや風邪ウィルスの影響もあり、迷うと思います。
受験前に学校を休むことは本当に有利なのか?
受験勉強のために学校を休む際、どれくらい休むべきなのか?
学校を休むことで受験に対するストレスは軽減されるのか?
受験直前に学校を休むことによる体調管理のポイントは何か?
学校を休むかどうか迷った場合
まず体験したことや個人的意見を述べますので、絶対におススメというわけではありません。
こういうこともあるんだ!くらいでサラッと読んでいただけると嬉しいです。
足を引っ張る担任の先生
嘘のような本当の話です。身バレするので、詳細には書けないのですが。
中学受験に否定的な先生がいました。
受験日に近くなって、ポスターや工作などの課題をたくさん出すのです。
忘れたりすると、放課後残してやらせていました。
いい先生も多いですが、やはりいろいろな先生がいらっしゃいます。
応援してくださる先生ばかりではありません。
担任の先生や周りの状況を見て、決めたいですね。
受験にマイナス面が出るような対応をする先生がいることもあります
※参考までに・・・その先生のお子さんは公立中ではなく私立中にお通いでした。
勉強が間に合っていない
この部分が出来るようになれば、社会の暗記科目さえ出来れば、など具体的に自分の課題が明確にある場合は、
休むことで合格に近づくと思います。
ただ闇雲にやろうとすると、どうしても家ではダラダラしてしまうので、お休みすると決めたらきちんと
管理できるかどうかですね。
塾に午前中から行く場合
お昼前から開いている塾があると聞いたことはありますが、実際に見たことはありません。
面倒見を掲げている個人塾などで勉強をしているという、子供のお友達がいました。
学校を休んで塾にずっといる。それぞれいろいろな事情があると思うので否定はしませんが、思ったより
成績は伸びないのではないでしょうか。
学校に行くメリットも多い
今は感染状況が厳しいので、学校に行くことを積極的におススメするわけではありませんが、利点が多いのも
確かです。
一番のメリットは、生活リズム
自宅ですと、勉強以外の時間の使い方も難しいです。
いつの間にかダラダラと過ごしたり、体力不足になることもあります。
学校は体育など、広い場所で体を動かす機会もあります。
何といっても、メリハリがつきます。
次に考えられるメリット・メンタル面
学校が楽しいと思っているお子様の場合、休み時間など友達と過ごすことで、リラックスできます。
給食が好きな子にとって、楽しい時間も多いようです。
よくある保護者様からの質問
- 子供が学校に行きたがります。
-
志望校に合格させようと、無理に学校に行かせないとなると親子関係がこじれることになるかもしれません。
- もともと学校が嫌い、環境を変えたいということが受験理由です。
-
1月の欠席は、調査報告書に反映されないので休んでも構わないと思います。
- 日中、家に誰もいません。
-
午後から塾などがなく、ずっと家にいてサポートがなく勉強するのは、中学生であってもなかなか
難しいですね。目的意識が強く、自分を律することの出来る子なら大丈夫です。
- みんなが休んでいるから休みたいといわれた場合
-
親御さんの意見はいったん飲み込んで、お子様の気持ちを優先してあげてもいいかもしれません。
逃げ道を作る
追い詰めることなく、よくよく話を聞いてあげてください。
子供はすぐに大人になります。子供だと思って、つい正論を吐いたりよかれと思ったことをしてしまいがちです。
なるべく失敗しないように失敗しないようにと、転ばぬ先の杖になりがちです。
失敗から学ぶことが出来る、たくましい子供にしたいものです。
どんな結果でも受け止められるように
迷いすぎている親御さんでまずいと思うのは、迷いが子供にどう映るかです。
保護者の方の精神的安定は、一番のサポートになります。
休んだから不合格・学校に行ったから不合格・・・・
もしも不合格だった時、1月にお休みしたから落ちた!という話を聞くこともあります。
それは一面でしかないと思います。それぞれがそれぞれの事情や結果があります。
それだけが原因とは思えません。
気を付けないといけないのは、他責にならないということです。
入学後やその後の人生を考えると
休ませてくれなかったから・・
休んだから・・・
それよりも、だからこそ今がある!!と思えるような人生の通過点の一つとしてほしいです。
決してそこで立ち止まり、ずっと後悔して前に進めないということがないような意識を持てるといいですね。
家族でよく話し合って決めてください。特にお子様の意思が大切だと思われます。ただし家庭環境などを考慮する場合もあるので、それはお子様に丁寧に説明してあげてください。
受験前に学校を休む
お子さんの意思を確認する必要性がある
コミュニケーションをしっかりと取り、本音を伝えることが大事です。
小学生だから中学生だからと言って勝手に決めてしまったり、押し付けたりはいけません。
勉強をするのはお子さんです。もちろんサポートは必要ですが、自主的に勉強をすることに意味があります。
共稼ぎなどでサポートが難しい場合
Todoリストなどでスケジュールを見える化
することで補うことができます。お仕事がお休みの時などまとめてチェックするようにするといいと思います。
東大理Ⅲに現役合格したある講師に、自宅勉強で効果があった方法を聞いてみました。
その日にやることリストを付箋に書いて、目につくところに貼っていき、終了したら剥がす。
付箋を剥がすことと、減っていくことでモチベーションがアップしたそうです。
一度試してみてください。
タイマーを使うこともおすすめです。
「勉強」と「休憩」の時間管理ができるインターバルタイマー 短時間の勉強と休憩で集中力が上がります。
まとめ
- 特にウィルスの影響が出そうな場合、注意が必要
- お子様の意思を確認
- メリットデメリットについて家庭内で納得しているか
- メンタル面のサポートが最もたいせつ
- 他責になるような選択をしていないか
後悔のない受験になることを願っています。
オクトパス君 受験お守りとしてかわいいぬいぐるみです。 机の上に置くと癒やされます。